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利用上の注意
設計者: 鳥越 恵治郎氏(1999-06-07)
- 入力所見がよくある症状(風邪症状、腹痛、頭痛、発熱、関節痛・・・など)ばかりだと多くの疾患が該当し、かえって、迷う結果になることがあります。症状、所見をよく吟味して入力しください。
- 知識ベースがもともと用意されてない疾患は、当然、リストされません。このことを忘れないで下さい。例えばnejmのmgh-caserecordのみを対象にした場合には、知識ベースはまだおよそ90%しかカバーできていません。あと100-200位の疾患について知識ベースを作る必要がありそうです。
- リストアップされた疾患が、ある先入観を与えてしまう結果になることもあります。これは大誤診に繋がりますので、患者さんを良く観察して、その後で使うよう、お願いいたします。
- 知識ベースの有無を考慮せずに、まれな疾患、非常にめずらしい疾患すべて含めた上で確定診断病名の検索率を計算すると、該当リストの上位20番目までに最終確定診断病名が入っている確率は、たかだか50%であり、全リスト中でも90%程度です。(知識ベースの登録されている疾患のみを分母にした場合は、全リスト中では95%程度は確定診断病名をピックアップすると思ってます。)
- 患者の症状が多岐にわたり、しかも3つ以上の主病態の混合や多合併症だとこのツールは低能から無能に近くなります。
- 同様に、例えば肝硬変+高血圧+「α」で「α」が問題のときも、入力すべきデータをよく吟味してかからないと無能に近くなります。(ただし、それらが全て関連した病態である場合なら有能です。)
参考文献
2004-12-14公開